椎間板ヘルニア |
■解説 ・脊柱を構成する椎体と椎体の間にあるクッションの役目をする椎間板が骨から 突び出してしまった状態をヘルニアと呼びますが、病名ではありません。 ・椎間板内にある髄核や線維輪の一部などが突び出して神経を刺激すると 痛みや痺れが起こるとされていましたが、今は否定されています。 しかし、未だにヘルニアが腰痛の原因と信じている医者が多い事に驚きます。 ・椎間板の中にある髄核はゼリー状で筋肉よりも柔らかいので神経に触れても 痛みを感じる事はありません。その為ヘルニアになっても腰痛には なりません。 ■原因: ・ヘルニアの原因は、人間は二足歩行しているので体重が椎体と椎体の間にある 椎間板に集中する事で髄核が飛び出して発症しますが、それだけでは 痛みは出ません。 ★椎間板ヘルニア=腰痛ではありません。 ・1995年の国際腰痛学会で、腰痛の経験がない健康な人を調べた ところ健康な人の76%に椎間板ヘルニアが発見されたとの研究結果報告が ありました。 ・この研究により、椎間板に異常があっても、ほとんどの人は腰痛を 感じないことが明らかにされました。 ・現実的にヘルニアの手術をしても殆どの方の痛みは解消されて いません。実際にヘルニアを手術しても腰痛が治らず当院に来院 している患者さんもおりまず。 ・腰痛のある人に、たまたま椎間板ヘルニアがあるとそれが腰痛の 原因と考えがちですが、両者の間にはなんら因果関係はありません。 ■改善法: ・腰痛でヘルニアと診断された場合でも、通常の腰痛と同様に筋肉を緩める事で ほとんどのケースが改善されています。 ・医者に勧められて手術をしても痛みは解消されません。 |
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