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『三の星』
 雪に覆われて、真っ白です。 当たり前といえば当たり前なんですけど 驚きを禁じ得ません。 後から後から降る雪も地上を覆い尽くす雪も 区別がつかない状態です。  | 
| おや?あそこにいらっしゃるのは…? | 
| エルンストさんです! | 
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「あぁ、あなたでしたか。
 このようなところでお会いするとは奇遇ですね。 あぁ、ちょうど時間です。 私の時計は正確にセットされていますから… それなのに、あの人は来ませんね。 えぇ、日の曜日に庭園の店にいる方ですよ。 ルヴァ様と本を購入する予定なのですが… そういえばルヴァ様もいらっしゃいませんね、 約束の時間なのに。見かけたのは雪をかぶって帰ってきて コーヒーを飲んで暖まっている ヴィクトールさんだけでしたね。 これは、いったいどうしたことでしょう? 不可解きわまりない…。 あなたなら、どう分析しますか?」  | 
| えっとぉ…よく わかんな〜い(^_^;) | 
 それより、ここへ来た 私の心を分析して! |