Gundam Collection Vol7

<RGM-79Q>
一年戦争後、度重なるジオン残党によるテロ活動を食い止めるべく開発
された鎮圧用モビルスーツ。ジムUと同規格のビーム・ライフルやビーム
サーベルを装備する。主にジオン残党狩り部隊として発足したティターン
ズに配備された。


<RX-78GP03S>
ガンダム試作3号機ステイメンは、アナハイム・エレクトロニクス社が
「ガンダム開発計画」に基づいて建造した機体のモビルスーツユニットで
ある。単体でもゼフィランサス・フルバーニアンに匹敵するスペックを持ち
ボディブロックを換装することにより、コア・ブロック・システムにも全周囲
モニターにも対応するフレキシブルさを兼ね備えていた。また、本体であ
るモビルアーマーブロックのアームドベース・オーキスに搭載されたビー
ム・ライフルやフォールディング・バズーカ、フォールディング・シールド等
を自在に使いこなすことにより、様々な戦局を覆せるだけのポテンシャル
を秘めていた。ティターンズの台頭によって、GP計画ごとその存在を抹
消された同機であるが実戦に2度ほど投入されたと言われている。


<RGM-79G>
ジム・コマンドは主に装甲形状を改良し、ジェネレーターにはチューンナッ
プが施された機体でランドセルの交換と調整だけで様々な戦場に適すこ
とが可能であった。武装は、従来のジムの物だけでなく新たにコロニー
戦も想定して開発されたマシンガンや専用のシールド等を持つ。一年戦
争末期に投入されたためか実戦参加記録はノーマルのジムよりも少な
いが、この機体をベースに開発されたモビルスーツに傑作機はかなり多
い。


<RX-78-4>
ジャブローで開発された8機のガンダムは、数奇な運命を辿り、バージョ
ンアップを重ねつつ戦場へ投入されていった。ガンダム4号機と5号機は
、ジムの開発素体として使用された後、宇宙戦仕様に改装が施された。
主にランドセルを交換し、スラスター、プロペラント等の増設が行われ、機
動力がRX−78−2よりも40%ほどアップしている。更にコア・ブロック・
システムを取り外したことで、大型のジェネレーターに交換され、同時に
ハイパー・ビーム・ライフルや腕部ビーム・ガンなどビーム兵器を主体とし
た装備がなされた。一方、歩留まりの悪いメガ・ビーム・ランチャーの代
わりに実弾武器を前提とした5号機も更なる改装を受けている。この2機
は、準WB級サラブレットへ搭載され、宇宙で活躍した。

<RGM-79N>
一年戦争後、地球連邦軍は現場の要請から主力モビルスーツ、ジムの
エース専用機としてオーガスタ系の技術を導入したジム・カスタムを開発
した。このMSには戦場を選ばないジム・ライフルやマシンガンが標準装
備されている。


<MS-06JC>
Fタイプから地上戦に必要なものを残し、不要なシステムを取り外して軽
量化が計られた陸戦型ザクはJタイプとして生産された。更にコクピット周
りを現地に合わせて改良されたのがJCタイプである。ザク・マシンガンや
ザク・バズーカと言った武装を持ち、東南アジア戦線で活躍した。


<MSM-10>
キャリフォルニア・ベースで開発された水陸両用モビルスーツのゾックは
頭部にフォノン・メーザー砲を持ち、肩部に8門のメガ粒子砲を備え、その
重装甲により、局地戦用移動メガ粒子砲座と呼ぶのが相応しい機体だっ
た。前後対称の異様なスタイルは兵器開発の構想がモビルスーツからモ
ビルアーマーに移行する過渡期に造られた為だと言われており、実際ホ

バーで移動するものの、ジャンプ力はザクの数倍を記録していたようだ。
生産された1、3号機は北大西洋の潜水艦隊マンタレイに、2号機は急
遽、発生したジャブロー攻略戦に合わせて北大西洋の潜水艦隊マッド・
アングラーに配備され、地下水路からの侵攻ルートを発見している。