CONOTOYO!〜ガンダムコレクション〜


Gundam Collection NEO 1&2


<MS-06R>/NEO2
局地戦用の陸戦MSとして開発されたMS-09ドムを空間戦闘用(宇宙用)に再設計した機体。
新型MSの開発が遅れていたためドムの重力下装備を換装し、細部を調整して宇宙用の機体
とした。急造とはいえ、基本設計が非常に優秀だったため、機体スペックではMS-14ゲルググ
におよばないものの、生産性などを含めたトータルスペックではRタイプの高機動ザクをも凌ぐ。
主な武装はジャイアント・バズとヒートサーベル。RS型にはビーム・バズーカも採用された。



<MSM-08>/NEO2
第二期水陸両用MSとしてMSM-07ズゴックと並行して開発されていた格闘戦用の特務MS。
ズゴックの制式採用後にジャブロー攻略戦用の特務MSへと転換されたため、アッガイ、ジュ
アッグ、アッグといった特務MSの中でも最も一般的なMSに近い機種となっている。
武装はブーメラン式のワイドカッターと伸縮自在のロッドアームに据えつけられた戦闘用マニ
ピュレーターである。このマニピュレーターは、直接打突に用いるべくあつらえられており、五指
のすべてがスクエアカットされ、MSの装甲をも貫通する威力を持っていたと言われ、まさに
”鉄拳”と呼ぶにふさわしい武装であった。その威力は、一旦、敵MSとの格闘戦が展開された
場合、組み合った時点で敵機はどこかしら圧壊しているだろうといわれるほどであった。
ただし、本機の実戦投入については定かではない。



<RB-79C>/NEO2
宇宙作業用のSP-W03型スペースポッドをベースとし、装甲や武装を加えることで兵器化した
宇宙用のモビルポッド。ロー・ハイミックス思想のもと、連邦軍の主力兵器であるRGM-79ジム
との連携を前提として開発された。主武装は180mmキャノン砲1門で搭乗者は1名。機体前部
に装備された2本のアームで簡単な船外作業を行うことも可能である。U.C.0079年6月のプロト
タイプ完成に並行して量産が行われ、大小様々なアップデートを積み重ねながら、一年戦争
終結までに約1200機が参戦し、ほぼ期待通りの戦果をあげている。戦後、新型機が本格的に
開発・量産されることはなかったが、未組み立ての部材などを利用した更新機や作業性を向上
させたアームに換装したバージョンなども生産され、U.C.0080年代半ばまで現役として活躍
した。



<RX-78-2>/NEO1
ガンダムは、ジオン公国軍のMSに対抗するため「V作戦」に基づいて開発された連邦軍初の
実戦型の試作MSである。「V作戦」は、新型MSと、その母艦である強襲揚陸艦の建造と量
産、運用などを目的とし、それまでに進んでいたRX計画を統合して、戦術システムとしての
展開を考えた兵器体系を生み出すべく立案されたプロジェクトである。
ガンダムは、ルナチタニウム合金製の装甲や戦艦並の破壊力を持つビーム・ライフル、そして
コア・ブロックシステムなど、公国軍にはない先進的な装備を持つ。



<RGM-79>/NEO1
連邦軍の「V作戦」に基づいて開発された量産型MS。RX−78ガンダムの実戦投入及び、
いくつかの先行量産機の生産によって得られたノウハウを統合し、最も効率的にQC(クオリ
ティ・コントロール)が可能なスペックを達成できる本格量産機として開発された。外観はほと
んど変わらないが、ガンダムのコア・ブロック・システムに相当する代替ユニットを換装する
ことで、地上用と宇宙用に振り分けて生産することができる。


<MS-06F>/NEO1
ジオン公国軍が初めて実用化に成功したMS(モビルスーツ)ザクTの後継機。ザクUは、
その生産性と汎用性の高さから、一年戦争の全期間を通じて公国軍の主力MSとして活躍
した。また、地上降下作戦などに伴う局地戦用MSのテストヘッドとしても活用され、宇宙用
装備を取り除いた重力下仕様のJタイプ、砂漠、熱帯の環境に対応したDタイプ、砲撃装備が
施されたKタイプ、水中用のMタイプなど、およそMSに求められる、あらゆる環境や用途に
適応して見せた。


<FA-78-1>/NEO1
RX−78ガンダムに追加装備を施すことにより、MS単体としての戦闘力を極限にまで引き上
げるという改良プランに基づいて提案された機体である。この計画はFSWS(フルアーマー・シ
ステム・アンド・ウエポン・システム=増加装甲及び兵装システム)計画と呼ばれ、MSの設計
変更以外の手法による戦力の強化を企画していたと言われている。コンセプトは、ガンダムの
機体に増加装甲と武装を装着するというものだったが、それによる自重の増加は、「ガンダム」
の最大の武器である機動性の低下を引き起こすことが予想された。そのため、この計画は見
直しを迫られることとなり、FA−78−2ヘビーガンダムやG−P.A.R.T.Sなどのプランが
立案されることとなった。



<MS-06K>/NEO1
地上における機動性の高い対空防御用の機体として、北米のキャルフォルニアベースにおい
て開発された。右肩の180ミリキャノンはランドセルと一体化しており、ランドセルを換装する
ことで、Jタイプのザクと同様の運用が可能であった。また、対空監視データとのリンケージ
などを目的とする通信機能の強化が計られており、数種類のアンテナが実験的に装備されて
いる。初期のスペックは達成できたが、重量バランスなどの問題が解決できず、量産化そのも
のは見送られた。